africaya は、現在準備中です。
2023/07/24 16:31
正しい4:6メソッド
お湯は粉の3倍を5回分
例として20gの粉を使うとしたら、60gを5回、計300gのお湯を使います。
この最初の2投(40%)で味が決まり、残りの3投(60%)で濃さが決まるというのが4:6メソッドの考え方です。最初の2投の1投目が多いと酸味が際立ちすっきりした味わいに、2投目が多いと甘さが際立つ味わいになります。残りの3投でコーヒーの濃さを決めます。ここで薄くしたい場合は2投、1投と減らすごとにコーヒーが薄くなります。具体的には3投(60gx3)だと濃いしっかりしたコーヒー、2投(90gx2)だと少し薄いコーヒー、1投(180gx1)だとアメリカンになります。これが一般的に知られる粕谷哲さん考案の4:6メソッドです。
例
1投目60g
2投目60g 計120g (40%)
(この2投のどちらを多く入れるかで味が決まる。1投目が多ければ酸味が際立ち、2投目が多ければ甘味が際立つ)
3投目・4投目・5投目 60gx3回で入れたら濃いコーヒーに
3投目・4投目 90gx2回で入れたら少し薄いコーヒーに
3投目 180gx1回で入れたらアメリカンに
いずれも 計180g (60%)
(残りの60%を何回で入れるかで濃さが変わる)
当店では4:6の6を2投で淹れます。
使うのは例と同じく粉は20g、お湯は300gです。
まず最初の1投目を70g、2投目を50gで投入します。これで酸味を際立たせてスッキリさせます。残りを90g x2投で入れて少し薄くします。こうすることでアフリカ豆の特徴である爽やかさが引き立つかと思います。ぜひお試しください。
コーヒーの淹れ方
① 飲む量に応じたコーヒー粉を用意する(今回は20g)
② お湯を沸かす。(温度は好みで良いが90度未満で使用する時は一度90度以上に沸騰させてから使用する。一般的に細挽きは低温で、粗挽きは高温で入れると良いとされている。細挽きを高温で淹れるとトゲのある尖った味わいになり、粗挽きを低温で淹れると味がボヤけて美味しく無くなるためである)
③ サーバーにフィルターとペーパーをセットし、お湯を注ぐ(リンスする)
④ コップにお湯を入れて、コップを温めておく
※ ③④をすることでコーヒーが冷めるのを防ぎ、コーヒーが温かい状態から徐々に冷える余韻が楽しめる。
⑤ ③④のお湯を捨て、フィルターにコーヒー粉を入れる
⑥ 4:6メソッドにしたがいコーヒーを淹れる
1投目70gのお湯を入れる
※蒸らしを行う。30秒から45秒くらい。
2投目50gのお湯を入れる
3投目90gのお湯を入れる
4投目90gのお湯を入れる
※ お湯の投入タイミングはフィルターのお湯がしっかり落ちてから次の1投を入れること。
※ 濃いコーヒーが苦手、4投が面倒と思う方は3投目で180gを一気に入れるのもアリです。